読書は基本的に自己満足である。ビジネス書籍であれ古典書であれ、あるいは小説であっても学習参考書であっても、だ。
人は何らかのものを得ようとして本を読む。何かヒントを得られるかもしれないが、何も得られないかもしれない。それが読書だ。
では、ななしネコがわざわざブログを開設してまで読書記録をつける理由は何か?
理由は2つある。
1つは後から振り返ったときのための備忘録だ。人の記憶は読了直後が最も鮮明で時間が経つほどに細部の記憶がぼやけていく。疑問に思ったこと、納得できなかった点等々。ひとまず書き記すことによって振り返りが可能になる。また、読んだ当初は腹落ちしなかった記述も後々理解できるようになるかもしれない。そのためにも記録が必要だ。
2つめは書く体力をつけるためだ。大学時代はゼミで毎月1冊の本を読み4,000字前後のレポートを課されていた。これは卒論に向けて書く体力を養う目的で担当教官がゼミ生に課していたのだが、実際卒業論文を書く際おおいに助かった。あれから20年ほど経ち長文レポートが必要とされない生活が続いてきた。しかし今後職場環境の変化が予定されているため、レポートを書く機会が増えると想定される。そのときに備えて読書記録で書く体力を養いたい。
chatGPTなどの生成AIの登場により、文章を書く能力が問われなくなる未来がそう遠くないうちに来るかもしれない。
しかし、文章を読む能力・書く能力は思考能力に繋がると私は考えている。ブログを書くことで少しでも思考能力の低下・老化を遅らせることができるならばラッキーだと思う。
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