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『桜とは何か 花の文化と「日本」』

 4月の読書記録・佐藤俊樹著『桜とは何か 花の文化と「日本」』 感想をまとめると以下の2点 1. 中国における花=「内なる内」としての牡丹、日本における花=「外なる内」としての桜、の対比は鮮やかであり説得的 2. 学問を学ぶということは、それがどれだけの苦痛を伴ったとしても、事実...

道化

昨夕、港区に比較的近いところまで行った
橋を渡ってもう少し行けば…と思った
花田さんに会いたいと思った
叶わないとわかりながら

以前の職場を辞めたあと、5年くらいは毎年年賀状を送っていた
返送されてくることはなかったけれど、返事が返ってくることもなかった
「俺らのことも港のことも全部忘れ」と言われた日から、返事は一度も返ってこなかった
官報合格したときも手紙を書いて出した
それも返事はなかった
花田さんなりの優しさなのだとわかる
だから寂しさを飲み込んだ

「気付いてやれんで悪かった」と言われた
その言葉だけで十分ありがたかった
責められなかったから

いま花田さんに会いたいと思うほど心が弱っている
二度と会えない西田さんを思い出して心が塞ぐ
昨夜も今朝も固形物を食べる気になれなくてゼリー飲料で済ませた
睡眠時間も足りてない
何をするでもなくボーッと時間が過ぎていた
でもまだブログを書く気力があるから大丈夫だ
まだいつも通りの格好をして事務所に通えているから大丈夫だ

いつか…はきっといつまでも来ない
どれだけ強く思ったとて、どうしても叶わないものは存在する
小さな夢は所詮は夢だ
何の約束もないただの夢想だ
その絶望を抱えて道化を演じよう
私が信じ続けることで、誰かの心が安らいで軽くなるなら、この人生にも価値がある

加藤紘一のように強くなりたい
道化を演じてでも後に続く者達を守った加藤のように





















(2026年8月20日撮影)