いつも思う
「この子は私だ」と
捨てられるのが怖くて、甘えたくて、甘え方を知らなくて
適切な距離感と甘え方を知らないままに子ども時代を終えてしまって
いま一生懸命自分を抑えて、なんとか適切な距離を維持しようとしているけれど、それが難しくて
甘えすぎて喧嘩になって
ただ甘えたいだけなのに距離ができて
よくお兄ちゃん(黒猫)とも喧嘩をしていた
次男坊が際限なくお兄ちゃんの耳の中を舐め続けるから
アログルーミングというらしいが、親愛の情の表明なのだとか
でもそれが行き過ぎて、よくお兄ちゃんがキレて噛みついていた
亡くなった長男坊を表す言葉が「情が深い」ならば、次男坊を表す言葉は「いじらしい」
基本甘えたで、お兄ちゃんっ子で、何でもベタベタしたがる次男坊だけど、お兄ちゃんが私に抱っこされている間はずっと我慢していた
自分の順番を待ちながら
鳴きもせずに大人しくお座りをして
長男坊も次男坊もどちらも私に似た部分があって
それらを含めて2匹ともを愛おしいと思ってきたのだけれど
長男坊が亡くなり、母もいなくなって、1人と1匹だけの生活ももう半年以上
次男坊は自分の気持ちを受け止めてくれる相手がいなくなって、私に際限なく甘えてくるようになった
不器用な子だなと思う
生まれながらの体の障害に加えて、心のコントロールも不器用な子
甘えたいのだとよく分かる
でも甘え方が下手くそで、噛みついたり爪を研いだり
「痛いからやめて」と言っても、本猫には止めることもできなくて
気持ちばかりが先走って、うまく表現できない子
本当にこの子は“いじらしい”
今日もまた不器用なもの同士、1人と1匹、身を寄せあって夜を過ごす
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