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『桜とは何か 花の文化と「日本」』

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2026年9月7日月曜日

涙

ついに泣いてしまった
泣く気はなかったし、今日は泣くようなイベントも無いはずだった
黙々と淡々と仕事をやれば終わりのはずだった

呼ばれないと思っていた
というよりも、そう思っていないと呼ばれなかったときに辛くなりそうで
期待しないことで自分を守っていた
でも呼ばれて、もう一度ご挨拶する機会が得られて
予定していなくて
思いがけずもう一度お会いできて
気持ちが溢れてしまった

もっとやりたいことがあった
資産運用についても、数年後の代替わりについても
その際の留意点や対策も
もっと一緒にやりたかった
ずっとお客様と一緒にやりたかった

本当はあの場でお客様に抱きついて泣きそうだった
しがみつきたいほど、嬉しくて悲しかった



自分で決めたことだから泣く資格はない
そう思って抑えてきたけれど
あとたった15日
イヤだ!と叫んでいる自分がいる
泣き喚いて地団駄踏んでる自分がいる

でも「辞めるの止めた」と言えるタイミングはとうに過ぎた
そして
理性の部分が囁く
「もう一度この事務所で社福決算やれるの?」と
「次はないよ?」と

実際に5月の自分を思い返して、もう一度アレを乗り越えられるか?と聞かれたら、全く自信がない
あのとき、事務所のなかで1人で作業しながら体の震えが止まらず、20代の娘にLINEして自分の心を誤魔化そうとした
それでも抑えられなくて、ボスにも泣き言のLINEを送りかけた
(我慢できた自分を褒めてやりたい)
“死にたくない”という言葉が頭の中を占めているのに、気を抜けば自分の足が窓際に向かいそうで
椅子から立ち上がらないようにすることで、死神の“おいでおいで”に抗った

あのとき担当先の法人の方達が電話してくれなかったら、どうなっていたか
「うちの事務所に迷惑かけたくない」と強く念じても、それでも抑えられそうにないほど強い希死念慮だった

いま私はお客様達のおかげで生きている
だから感謝しかない
そして“次”がないことも理解している
うちの事務所に留まれば、私に“来年のいま”は無い
だから…


〜​そうさ 都合良くはいかないね
 記憶は全て 嘘の塊だ
 あの時は気づかなかった
 君のためだと 僕は言い聞かせてた
 楽しかったことも
 みんな台無しにするだろ だけど
 いつかは 良い思い出と
 思ってくれないかな だから
 神様 お願い
 もう少しだけ 幸せな時間を
 味わわせておくれよ
 歩くくらいのスピードで
 夕陽が アスファルトに伸びてくくらいに
 静かに そっと 消えていくから〜





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