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『桜とは何か 花の文化と「日本」』

 4月の読書記録・佐藤俊樹著『桜とは何か 花の文化と「日本」』 感想をまとめると以下の2点 1. 中国における花=「内なる内」としての牡丹、日本における花=「外なる内」としての桜、の対比は鮮やかであり説得的 2. 学問を学ぶということは、それがどれだけの苦痛を伴ったとしても、事実...

感謝

「人はね、景麒。真実相手に感謝し、心から尊敬の念を感じたときは、自然に頭が下がるものだ。礼とは心の中にあるものを表すためのもので、形によって心を量るものではないだろう。」

この言葉をここ1ヶ月以上ずっと頭の中で繰り返している
十二国記の慶東国王(景王)陽子の言葉

私はもともと「年長者だから」とか「先輩だから」とか「地位が上だから」とかで頭を下げるタイプの人間じゃない
一応は形式的に頭を下げたりするけれど、腹のなかで舌を出していたらそれが態度に出てしまうタイプ
面従腹背ができない人

だけど、最近は常に頭を下げたい気持ちになっている
有難い縁に対して
私にとって奇跡のような出会いと縁と、そしてこれまでの日々に対して
特にお客様たちに
感謝という言葉では全く足りないほどの想いがある

これまでも節目節目で良い出会いに恵まれてきたと思っている

小学生のときの乾先生には九九の暗記に付き合ってもらった(学年で暗記が一番遅かった)
あれがなければいまの私はない

中学のときの近藤先生からはノートの取り方を叩き込まれた
一番大事なポイントは赤、次に大事なポイントは青、それ以外は黒、と
税理士試験のときもこのルールを徹底して守った

高校のときは吉田先生や黒田先生といった生徒自治会の顧問達や倫理のセイドー、そして三輪先生
自治会顧問の先生達には、先輩として温かく私たち(かなり破天荒だった)自治会執行部を見守ってもらったし、セイドーには「もっと思考を深めろ」といつも発破をかけられた
三輪先生には経済学部への道を開いてもらった
父親の大反対で高2の夏に文転させられ、正直勉強にやる気が出なかったとき、三輪先生から森嶋通夫の『イギリスと日本』を勧められた
文系でも数学の知識は必要になるし、経済学は面白いと思うぞ、といって

大学の恩師もそうだ
さんざん揶揄われたような気もするけれど…
経済学部であんな滅茶苦茶な本を読むゼミにいられたことは幸運だった
(『我が闘争』や『種の起源』を読む経済学部のゼミはうちくらいのもんだと思う)

そして社会に出てからの西田さん
命を繋いでもらった

いま、うちの事務所のお客様達に出会えたのも、これまでの積み重ねがあったから
お客様に命を救われたのも、全ては何かの縁
もちろんボスや上長s、同僚達にも縁があって
こうやって出会えたことに感謝している

今回の出会いと別れもきっとどこかの縁に繋がっていて
そして縁があれば、また再び道を共にすることもあるのだろう
(私は運命論者ではないので、「勝つつもりで戦う」のだけれど)
(縁は必ず手繰り寄せる気でいるのだけれど)

明日、いっぱい頭を下げてくる
感謝を込めて
あの人たちの幸せと子どもたちの未来を祈って
そしていつか、またお会いできる日が来ることを願って

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