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『桜とは何か 花の文化と「日本」』

 4月の読書記録・佐藤俊樹著『桜とは何か 花の文化と「日本」』 感想をまとめると以下の2点 1. 中国における花=「内なる内」としての牡丹、日本における花=「外なる内」としての桜、の対比は鮮やかであり説得的 2. 学問を学ぶということは、それがどれだけの苦痛を伴ったとしても、事実...

25年目の今日

書くことは無い
私が書くようなことでもない
ただ彼に生きていてほしかった

旧本館の講堂の下、焼却炉の近く
サッカー部やラグビー部のような球技系運動部はよくあそこにたむろしてた
そして彼もよくあそこにいた記憶がある

旧本館・機銃掃射跡
1998年頃撮影












私は彼と同じクラスになったことはない
でも、あの日、報道から名前が流れてきたとき「あれ?同じ名前やん」と思った
なぜ彼のフルネームを覚えていたのか、それがよく分からないのだけれど
でも彼と同姓同名だと理解できた
そして年齢を聞いたとき、ほぼ間違いなく彼なのだろうと分かった
それからは、ただ乗り合わせていないことだけを祈った
実はキャンセルして搭乗していませんでした、というオチを祈った
でもそうはならなかった

ただ生きていてほしかった
あの笑顔が、25年分歳をとった笑顔が見たかった

彼を想い母校に植えられた苗木










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